園の特色

ご挨拶

昭和48年、当時は蛙の合唱が聞こえるのどかな田舎風景の広がるこの地に地元の方々のご理解とご協力により、子宝幼稚園が産声を上げました。
時代は昭和から平成へと移り変わり、現在この地域は泉北一号線、二号線に浜寺ときはま線の3方を幹線道路が通り、住宅が密集する住宅地であり、文教地区へと変貌致しました。その中にあって、幼稚園はハードとソフトの両面の充実計りながら、”よく遊び よく学ぶ 瞳輝く子ども”を育てる為に、”子宝”を愛情をもって優しく厳しく教え育んでいます。少子化と言われて久しい時代の中、約10000名の子ども達が巣立ち、保護者の方からは「私も子宝の卒業生です。」と言う嬉しいお声も多く聞かれる様になりました。

今後、益々厳しい時代の中で子ども達が、明るく元気に力強く生き抜き、確固たる足跡を刻める人間となる事を願ってやみません。その為にも幼児期が大切であり、本園では、初めての集団生活に入る子ども達の気持ちを和らげ、受け止める為に「教師が子どもの気持ちに共感し、接していく」ことを生活の土台にする様に努力しています。
そして、子ども達が好きな遊びにたっぷりと浸れる環境を整え、子ども同士が刺激し合う中で、思いやりや友達が大好きという気持ちを育てていきます。

一人一人の個性を大切に、友達と共に多くの体験を積み、長所を一層伸ばしていきます。また、出来ない事や嫌いな事も避けずに挑戦し、悲しさや悔しさをちょっぴり感じながら、出来るだけ無理なく乗り越えさせる事で、達成感を味わい自信をつけていきます。自分に自信がつくと新たな好奇心が沸くと同時に主張する事と譲る事のバランスを保つ事ができ、自分を見失う事はなくなります。

5領域を配慮した上で厳選した指導計画により、”自分自身で気づき、判断し、行動できる”21世紀を担う生きる力を持った人間の基礎づくりに力を注ぎます。教職員が力を合わせて、楽しい雰囲気の中で、保護者の方と連携しながら少しでも子育てに悩む方々の”杖”となれる様に、そして”子宝”の名に恥じぬ様に精一杯力を尽くします。

学校法人 子宝幼稚園 園長 中井 文哉

教育方針

子宝を愛情をもって、優しく、厳しく、教え育む

教育目標

よく遊び よく学ぶ 瞳輝く子ども

幼稚園教育要領5領域とは・・・

「生きる力」の基礎となる「心情」「意欲」「態度」の3つを、保育修了までに育てるために、幼児の発達の側面から5領域に分け、各領域でのねらいと総合的な指導の内容が示されています。その5領域に基づいて指導を進めています。

健康 健康な心と体を育て、自ら健康で安全な生活をつくり出す力を養う。
人間関係 他の人々と親しみ、支えあって生活するために、自立心を育て、
人とかかわる力を養う。
環境 周囲の様々な環境に好奇心や探究心をもってかかわり、
それらを生活に取り入れていこうとする力を養う。
言語 経験したことや考えたことなどを自分なりの言葉で表現し、
相手の話す言葉を聞こうとする意欲や態度を育て、
言葉に対する感覚や言葉で表現する力を養う。
表現 感じたことや考えたことを自分なりに表現することを通して、
豊かな感性や表現する力を養い、創造性を豊かにする。

園の特色

幼稚園教育要領5領域に基づき、一つの事に力を入れるのではなく、偏りなく様々な技量を習得できる様にカリキュラムを組み立てています。
5年以上の経験ある先生も多く、音楽、体育、絵画、英語の充実した専門講師陣としっかりスクラムを組んで子ども達を教え育んでいきます。